ターゲティング - 【那覇エリアの不動産売却】ミカタ不動産

不動産売却の知識箱

高く売却する5つの方法 01ターゲティング

この記事の概要

不動産を売却するとは「二つとない“商品”を売りに出す」ということになります。
商品を販売する上で最も重要なのが「どうやって誰にアプローチしていくか」という販売戦略となるマーケティング力になります。
ひと昔前までの不動産業界では、この販売戦略に対する意識が極めて低いものでした。
理由としては、販売戦略が「チラシ配布」もしくは「現地販売」という宣伝方法のみだからです。
しかし、世の中のインターネット化が進み、販売戦略自体が以前と比べ物にならないほど多様化してきています。
弊社では販売戦略に現代の多様化を生かし、一人でも“濃厚な見込み客”を発掘する事で売却する財産の市場価値を高めていきます。
つまり「高く売る」という事に注力しております。
その考え方の土台となるのが「ターゲット設定」というマーケティングの手法です。
※仮の購入者像を鮮明に設定して、その仮の購入者に響く販売方法を考案する手法です。

ターゲット設定について

売却の依頼をいただいた次の工程として、「どんなお客様層にアプローチしていくか」ということを具体的に想定します。
名前、年齢、出身地、家族構成、仕事先、年収、探している条件　等々
より具体的にイメージする事でインターネットでの宣伝方法が変わっていきます。

ここを間違えたり、疎かにしてしまうと的外れな宣伝方法となってしまい、その結果、売買価格にも影響が出てしまいます。
また、購入者のターゲット選びと同様に重要な事が、売却する不動産の種別によっても宣伝方法も変えていかなければなりません。

100㎡前後の土地の場合

ターゲット

一般住宅用の建築用地として想定します。

ターゲット設定

例えば、年齢は34歳、会社員、奥様はパート勤務、４人家族（お子様5歳、２歳）
現在家賃８万円のアパート住まい、注文住宅の一戸建てを希望している。
マイホーム購入後は庭でバーベキューをする事が夢。

集客方法

インターネット活用

不動産検索ポータルサイト各社掲載、自社ホームページ掲載、S N S発信　等。

折り込みチラシ活用

学区、同地域への認知を目的とした方法です。

ハウスメーカーとの連携

提携しているハウスメーカーと情報共有を行います。

空き地の場合

隣接地へ「土地の買い増し」をしないかご挨拶を行います。

戸建てやマンション

ターゲット

一般住宅用の建築用地、または投資用収益物件として想定します。

ターゲット設定

土地と同様に、年齢は32歳、会社員、奥様はパート勤務、４人家族（お子様5歳、２歳）
現在家賃８万円のアパート住まい、注文住宅の一戸建てを希望している。
投資用には、都内在住50代前半男性、奥様は専業主婦、４人家族（お子様25歳、20歳）
ご主人は上場企業の管理職、子育ても落ち着いてきた頃になり老後の安定のために不動産投資を始めようとしている。

集客方法

インターネット活用

不動産検索ポータルサイト各社掲載、自社ホームページ掲載、S N S発信、不動産投資専用サイト　等。

折り込みチラシ活用

学区、同地域への認知を目的とした方法です。

その他

空き家であれば「現地販売会」「現地看板設置」など。

都心部近郊で駅に近く500㎡以上の広い土地

ターゲット

一般住宅とは違い、マンション・ビル用地として想定します。
マンション分譲を行うデベロッパー、ビル建築・ホテル建築を行う建設会社・法人。

ターゲット設定

一般住宅とは違い、マンション・ビル用地として想定します。
マンション分譲を行うデベロッパー、ビル建築・ホテル建築を行う建設会社・法人。

集客方法

・マンションデベロッパーへの訪問営業。・独自のネットワークで、事業用地の買い取りを得意とする法人を探索。
・不動産投資専用サイトへの掲載。
駅から近い商業用地であれば非常に需要が高くなります。そのような土地においては、その地域の利用性と価値がわかる購入者を見つける事が重要になります。

駅から離れている場所で広い土地

ターゲット

・戸建ての分譲用地を目的とした建売分譲会社
・不動産投資としてアパート経営・駐車場経営を目的　とした法人または個人
・介護施設を運営する法人
または自社で買取り致します

ターゲット設定

地元で長年建売分譲を手掛けている会社勤務、33歳の男性、会社では勢いのある男として一目置かれていて、とても仕事に情熱を注いでいる。仕事での決済権はないものの、力のある上司に頼る事がとても上手く、いくつもの難しい案件をまとめてきた。

集客方法

・アパート建築を得意とする建築会社への訪問営業
・駐車場用地として、コインパーキングを運営する企業への訪問営業
　又は自社買取り
・不動産投資専用サイトへの掲載
・法人会などへのネットワーク活用
ベッドタウンには建売分譲会社、ロードサイドには駐車場用地など、対象の土地が最大限に活躍できる方法を考案して、独自のネットワークで買主様探しを行います。

不動産の販売方法とは何か？

正解としては「その不動産に合った販売方法を選択する」という事になります。

まとめ

今回は、よくある売却不動産の種類を一例としてカテゴリー分けしましたが、実際にはさらに細かくその物件がどういうものなのかを考え、ターゲット設定を行い、綿密に販売計画を練っていきます。
大切な財産を少しでも“価値がわかる人に届ける事”が私たちの仕事だと思っております。

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