【2020年7月~9月期】首都圏中古住宅の売却件数が過去最高に - 【那覇エリアの不動産売却】ミカタ不動産

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コラム

【2020年7月~9月期】首都圏中古住宅の売却件数が過去最高に

一時期、新型コロナウイルスの影響で大きく落ち込んだ首都圏の中古住宅の販売数。しかし、東日本レインズによる2020年7月~9月のマーケット速報では、中古マンション・中古戸建ともに機構発足以来、この時期として過去最高の成約数を記録したということです。

「成約数」のみならず「成約価格」も上り調子

東京カンテイ(東京・品川)が22日発表した9月の中古マンションの平均希望売り出し価格(70平方メートル換算)は、都心6区(千代田、中央、港、新宿、渋谷、文京)で前月比0.9%高の8582万円だった。築年数の浅い物件が多く流通し、2002年の集計開始以来の最高値を3カ月連続で更新。都心の中古マンション需要は底堅い。

日経新聞

首都圏の既存マンション価格は3,723万円(前月比1.2%上昇)と再び上昇し、5ヵ月ぶりに3,700万円台に回復した。都県別では、東京都5,194万円(同0.8%上昇)、埼玉県2,291万円(同0.7%上昇)、神奈川県2,861万円(同1.2%上昇)、千葉県2,137万円(同2.1%上昇)と、全都県でプラスになった。東京都は3ヵ月連続の上昇で、埼玉県も引き続きのプラス。神奈川県や千葉県では1%以上上昇するなど、主要都市を中心に下落兆候は見られない。

不動産ニュースR.E.port

中古マンション

(出典:東日本レインズ

グラフ上段が、実際に成約にいたった中古マンションの数の推移を表したものです。

2020年Ⅱ期(4月~6月)の落ち込みが著しいですが、その後のⅢ期(7月~9月)の「前年同月比」の回復幅はこのときの下降幅を上回っていることがわかります。

その一方、グラフ下段の「新規登録数」を見てみると、登録物件は減少傾向にあります。つまり、現在は需要と供給のバランスが「需要」に傾いているということ。成約数が伸び、売り出し物件が減少している今は、「売り時」だと判断できるのです。

成約平米単価も成約数と同じく2020年Ⅱ期に値を落としていますが、ここに来ていずれの地域も上昇しています。

【2020年Ⅲ期の首都圏中古マンション平均平米単価】

・東京都:73.82万円/㎡

・埼玉県:32.90万円/㎡

・千葉県:29.22万円/㎡

・神奈川県:45.21万円/㎡

中古戸建

首都圏の中古戸建についても、中古マンションと同様の成約数の推移を見せています。ただし、中古戸建は中古マンション以上の上昇幅。成約数はコロナ前の水準に達している中、新規登録数が減少傾向にあるという点は中古マンションと同様ですね。

また成約価格も、中古マンション以上の上がり幅を見せています。

2020年Ⅲ期の首都圏中古戸建平均価格】

・東京都:4,615万円

・埼玉県:2,144万円

・千葉県:1,870万円

・神奈川県:3,262万円

まとめ

2020年後半は、首都圏の中古マンション・中古戸建ともに「売り時」だといっていいでしょう。

しかし、今が「景気がいい」から不動産の需要が伸びているわけではありません。むしろ新型コロナウイルスによる不況は、2021年以降に明るみに出てくるともいわれています。

売り時を逃さないためには、「今の家の価値」と「今後の推移」を把握しておかれることをおすすめします。非対面での査定も可能でございます。ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。

 

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